163cm80kg超の巨大デブ時代

 ところがそこから子宮の病気を数々患ってしまい、ホルモン治療を行ったところ、副作用で一気に体重が増えてしまって、30代後半には80kg以上まで増えてしまったのである。

 163cm80kg超の巨大デブ時代は、なかなか面白い経験であった。

 まず鏡で見る自分の裸が弱そうな力士にしか見えない(筋肉がないので)。ニューバランス 1400  そして自分の身体が自由に動かせない。  しかも股ずれもすごいので、下着のパンツはいつも五分丈をはかなければいけない。  さらに「デブには何を言ってもいい」という世間の冷たい扱いを受け、「デブってこんな風に生きてなくちゃいけないのか~」と感心するほどであった。

 それでも、その頃は公私ともにいろいろ大変な時期で、ダイエットにまで頭が回る余裕もなかった。 洋服もネットで15号(XXL)や17号(XXXL)なども帰るようになって、あまり困らなかったし。

 しかも学生時代からのつきあいの夫が、ブスもデブもオッケーというマニア系であったので、一度も「ダイエットしろ」と言われず、「今の体型はなんかのキャラクターみたいだね」とのんきだったのも大きい。

 けっきょくホルモン治療が合わないと思ってやめたところ、2年ほどで68kgまで体重が落ちアディダス スニーカー、周囲に「ダイエットがんばったね」とほめられたのだが、「いやホルモン治療をやめただけなので」と正直に申告して、がっかりされたりもした(ダイエット本の出版まで勧められたくらいである、笑)。

何しろ食べることが好きである。

 思えば、子供の頃に両親からたった一つほめられていたのは、「真紀は何でもおいしそうに食べる」ということであった。  身体の弱い子供であったのに、体調を崩して食欲がなくなるという経験もなかった。 ニューバランス スニーカー むしろ病気になると、バナナや桃の缶詰やプリンやヨーグルトなど、普段あまり食べさせてもらえない物をもらえるので、楽しみで仕方なかったほどである。

朝起きて思うことは「何を食べようかな」

 大人になっても相変わらず身体は弱いのだが、尿管結石で入院したときも、ドクターに痛みとともに(尿管結石は本当に痛い……)、「病院の食事が少ない!」と空腹を訴え、「こんなに痛い病気なのに、おなかがすいたという人は初めてです」と驚かれた。  結果、病院の許可を得て、夫に毎日食べ物を持ってきてもらい、退院時には太っていたくらいで「太る人も初めてです」と言われたくらいである。

 病気だけではなく、仕事や人間関係のトラブルも多い方だと思うが、「食欲がわかない」と思ったことがない。  「こんな時だからこそ食べなくちゃ」と思って一生懸命食べてしまう。

 朝起きて思うことは、「今日は何を食べようかな」。というよりも一日中「今度はあれを食べたい」と考えている。

 そして編集者としては、小説や評論などを担当してきたが、私の食への執念にあきれた作家から、ニューバランス レディース冗談半分で「あなたは食の編集者になった方がいい」とすすめられ、「たしかに食やレシピ本だけで本棚に3本分くらいあるもんなあ」と、食関係の編集者に転職していた時期もあるくらいである。

得意な仕事が回らない理由

本当にあなたの言うように、上司が部下との相性で仕事の配分を決めているのだとしたら、これはもう上司の人間性の問題です。

本来であれば、上司が仕事を任せるときの判断基準は、部下の強みが発揮でき、それが組織全体のパフォーマンスに繋がるかどうかであるべきです。個人的な好き嫌いの感情を交えるなどもってのほか。

自分とウマが合う?合わないという理由で仕事を割り振っているとしたら、マネジャーとしては最悪なことです。あなたは自分が将来そんな上司にならないよう、反面教師にしてほしいと思います。ニューバランス スニーカー

ただ、部署で一番のほうが上司から仕事の割り振りを受けやすいというのは確かですが、それは絶対条件ではありません。それに自分が「部署で一番」だというのは思い込みである可能性もゼロではありませんので、「そう思っているのは、自分だけではないか?」と省みることも必要かもしれません。客観的に見て自分よりももっとそれを得意な人がいたら、やはりそちらに任せるのが組織というものです。上司は組織の全体最適で配分を決めるのがセオリーですから。

もちろん現実はそうではないかもしれません。上司の目は節穴で、実はあなたのほうがその同僚より適性があるかもしれない。まさしく上司の私情で仕事が割り振られているのかもしれない。

しかし大事なのは真相を追及することではありません。どうすれば自分が実力を発揮できるかです。とりあえず、任されている今の仕事でより大きな成果を出そうと考えていたほうが、心の持ち方として健全でいられるのではないでしょうか。

もうひとつ気をつけるべき点は、部下であるあなたの普段の様子に余裕がないのではないか、という点です。上司が「この仕事を誰に任せるか?」ということを頭に思い浮かべた時には、もしかしたらあなたのことも候補として考えていたかもしれません。

ところが、いざ「A君に任せるか??B君に任せるか?」という比較の段階になった時に、意外に決め手となっているのは、部下に現状、どのくらいの余裕があるか、ということです。

余裕があるかどうかは、「上司から見てどう見えているか?」ということであり、実際の業務量とは必ずしも比例しないところがミソです。だからこそ、部下は水鳥のように水面下でバタバタと足を動かしていても水面では涼しげにしておくことが必要なのです。

しかし、やりたい仕事をあきらめる必要はありません。ニューバランス レディース近い将来、自分もその仕事を任せてもらえる方法があります。それは目の前の仕事で結果を出すことです。

回り道のように思えるかもしれませんが、いま与えられている仕事で認められれば、必ずチャンスは来ます。いま任されている仕事はあなたに全面的な裁量があるのですから、そこで上司の期待に完璧に応えるようにしてみる。するとどういうことが起きるかというと、どんな仕事をしたいか、上司が尋ねてくれるようになります。

最初は「いいから、これ、やりなさい」と一方的だったのが、

「おまえ、次、どんなことやりたい?」

「次はAとBのどっちがいい?」

というように、やりたい仕事を選ばせてもらえるようになってくる。

これこそ、上司から認められたというシグナルです。そこで、

「実は僕の得意分野はこんなところにあると思うので、次はこういうこともやってみたいと思っています」

と言えば、すんなり、

「いいね。じゃ、やりなよ」

という話になるのは間違いありません。

このステップを経ることなく、いきなり、

「僕のほうが彼よりうまくできるのに、彼にばかり仕事を振るのは、私情を交えていませんか」

などと言うのは上司の心証を悪くするだけです。波風を立てなくても、自分の希望が通る日はやってきます。

今すぐ、その得意分野で担当にならないと、自分が終わってしまうわけではありません。必ず時は流れます。自分が得意なことをさらに研磨しつつ、もしくはライバルがいない別の得意分野を探しつつ、チャンスの到来を待つのも得策かもしれません。

規制改革は成長戦略の

 経済財政担当相、郵政民営化担当相などを歴任した竹中平蔵氏は、日本経済の成長戦略として規制改革が欠かせないとし、次のように話す。

*  *  *
 規制改革は成長戦略の「一丁目一番地」です。企業の負担を軽くして、できるだけ自由に創意工夫ができるようにしないといけない。日本がいまより成長していくためには、それしか方法はありません。

世界にメンツ保つ「セーブフェース効果」
 世界銀行が規制改革のランキングを行っていますが、日本は2000年には40位でした。それが小泉改革によって、06年には28位まで上がった。ところがその小泉改革が「行き過ぎ」と批判され、いまは47位。これではいけません。

 規制改革をしようとすると、そこには必ず既得権益者がいます。ニューバランス 1400彼らは強い政治力を持ち、改革を阻もうとします。いわゆる岩盤規制というもの的に3割くらい減るはずです。

 そうなれば、原子力発電について選択肢が持てる。国民は現実的に「脱原発」を選ぶことが可能になる。CO2排出量抑制を目的に、原発存続も選択できる。エネルギー議論をする余裕ができるのです。

 そのうえで、日本も天然ガスのパイプラインを引くことを提言したい。欧州は、ロシアから黒海の下を通すなどし、約4千キロのパイプラインを何本も引いてきている。だから、欧州の天然ガス価格は8ドル程度だ。ところが日本にはそれがない。

 二つ選択肢がある。一つはサハリン(ロシア)から鹿嶋(茨城県)の火力発電所までが存在するわけです。例えば、普通の株式会社が農地を持てない。この三十数年間、医学部の新設が一つも認められなかった。こうした岩盤規制を撤廃するために、私たちは国家戦略特区構想を作りました。その法案がようやく、先の国会で通っています。問題はこれからどう実行し、成功事例を作っていけるかですね。

 ターゲットとなる分野は、幅広く考えたほうがいい。まず、規制がとりわけ強く、しかも潜在的成長力の高い分野として、やはり農業。国土面積が日本の9分の1しかないオランダが、世界第2位の農産物輸出国になっているわけですから。

 新しい考え方として、コンセッションというものもあります。インフラは国や地方自治体が所有し、その運営権を民間に売るというものです。英国のヒースロー空港は、滑走路も管制塔も民間企業が運営している。デンマークには世界68カ国で港の運営をしている多国籍企業がある。仏国にも約40カ国で水道を運営している企業がある。でも日本には、そういう企業が1社もない。国内でやらせてもらえないのだから、当たり前です。つまり、官業の民間開放が必要だということです。これによってサービスがよくなり、さらには財政資金も調達できる。私たちの試算では、当面売却できるものだけでも40兆円分にもなります。

 最後に、五輪の東京開催は、規制改革の大きなきっかけになると見ています。五輪には、開催国が世界に対してメンツを保つために国内改革を進める「セーブフェース効果」があると言われています。日本も五輪に向けて改革プログラムを作り、英国並みの規制緩和、シンガポール並みの法人税と空港アクセスの実現を目指すべきです。そうすればきっと、アディダス スニーカー日本が世界一ビジネスのしやすい国になるはずです。

“結婚できない女”が聞き逃す

プロポーズといえば、夜景のきれいなレストランで彼から突然「結婚しよう」と告白されるのが、多くの女性にとって憧れのシチュエーション。しかしほとんどの男性は、そのようには考えません。玉砕しないための予防線として、事前に「彼女が結婚してくれるかどうか」を確認することのほうが多いのではないでしょうか。

結婚できない独身女性の共通項を挙げた書籍『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』(ジェーン?スー)によれば、結婚できない女性に限って、彼が小さく発している「小言のプロポーズ」を聞き逃しているそう。

「たとえば、彼が自分の将来について話をしたとき。『俺、いつかは異業種に転職するとか、独立するとか、してみたいんだよねー』と、しっかりしたあなたが聞いたら寝言のような夢物語を語ったとしましょう。ニューバランス 574これが、空耳のような小言のプロポーズです」(本文より)

一見、どこがプロポーズなのかさっぱりわかりませんが、著者によれば「これは『俺がなにかにチャレンジしたときにも、こいつはついてきてくれるかな?』の確認だったりする」とのこと。結婚できない女性は、このサインに気づくどころか「この不景気に何を言っている!」とついつい跳ね返し、彼を「これじゃ結婚なんて断られる」とおびえさせてしまうのです。

ちなみに、結婚できる女性は一枚上手。「彼がさりげなく発した『引っ越そうかな』の一言にある種のサインを感じとり、さりげなく「こいつと一緒に住むのも悪くないな」と自然に思えるところまで誘導していく」と、ニューバランス 996著者は続けます。こまかなニュアンスを読み取る能力が、結婚できるか否かにかかってくるといえるのかもしれません。

反政府派が大規模デモ―タイ

 【バンコク時事】政治混乱が続くタイの首都バンコクで13日午前、インラック政権の打倒や総選挙(2月2日投票)の阻止を目指す反タクシン元首相派組織「人民民主改革委員会(PDRC)」が大規模デモを開始した。主要道路の通行を遮断し、各省庁を包囲してバンコクを「封鎖」するとしており、タイの政情はさらに緊迫した局面に入る。
 バンコクで大規模デモが行われるのは、約30万人が集まった昨年12月22日のデモ以来。ニューバランス 1400今回も同規模の参加が見込まれている。都心の主要交差点など7カ所で集会を開催するほか、主要道路にバリケードを築いて一般車両の通行を遮断。さらに、各省庁やインラック首相ら閣僚の自宅を包囲し電気・水道を止める計画で、首相府や財務省など20カ所以上が標的になる可能性がある。
 PDRCを率いるステープ元副首相は「バンコク封鎖の目的はバンコクをまひさせ、政府が機能できないようにすることだ」と主張。封鎖は「インラック政権が退陣した時に終わる」(PDRCスポークスマン)として、首相を辞任に追い込むまで継続する構えを見せている。
 政府は「全ての省と職員は通常通り業務を行う」(スラポン外相)とし、2万人以上の警察・軍要員を動員して治安維持などに当たる。警察スポークスマンは「警察は最大限自制する」としてデモ隊への武器の使用を控える方針を示しているアディダス スニーカー
 ただ、軍によるクーデターの臆測が飛び交う中、警察によると、12日深夜にPDRCのデモ隊の男性1人が何者かに銃撃され重傷を負った。13日未明には最大野党・民主党本部で発砲があったが、けが人はいなかった。
 バンコク日本人学校をはじめ小学校など400校以上が休校となり、日本政府も邦人に対し、安全に十分注意するよう呼び掛ける渡航情報を出している。

TAC魚種が増えない不思議な理由

 現在のTAC魚種以外にカタクチイワシ、マダラ、ホッケ、ブリ、ウルメイワシといった魚種が新たな追加魚種として挙げられているものの「生物的知見が少ない」、「精度の高い資源量の推定や将来予測は難しい」という理由で採用されていません。しかし、ペルーではカタクチイワシ(アンチョビ)の漁獲枠をTACで管理しニューバランス 1400、その増減は世界の魚粉市況を大きく左右する影響力をもっています。マダラについてもノルウェー、アイスランド、ロシア、米国といった国々では厳格なTAC管理は常識です。

 果たして、日本の科学的な知見は諸外国より劣るために管理ができないということなのでしょうか? 日本の海だけが資源量の測定が難しい特殊な海なのでしょうか? 日本は、問題を先送りせず、やる気になれば世界一の科学的な知見を得る実力があると筆者は思っています。もともと世界中で漁場を開発してきたのも、魚群探知機を発明したのも日本の企業です。既にTACを取り入れて成長を続ける各国においては、現在のような進んだ漁業機器ができる前からTACを厳格に運用しています。

 最初は漁獲動向を見ながら、控えめなTACを設定して徐々に精度を高めて行く方式でもよいでしょう。その先進的な例が新潟県の甘エビの個別割当制度です。(第5回参照にリンク)。不確実性の話をして、問題を先送りしてもどうしようもないのです。このまま現在の誤った政策が続けば、将来世代に迷惑をかけ、後になって必ず「なぜ諸外国にこれほど成功例があったのに取り入れなかったのだろう?」ということになってしまうでしょう。しかしそれでは遅いのです。アディダス スニーカー時計の針はもとには戻せません。

世界の流れに逆行する日本

 日本の場合は、最も漁獲量が多い魚種の一つであるサバで、2011年、2012年と食用比率は僅か7割程度である一方、価格が安い餌用の比率は約3割もあります。ノルウェーの場合は、2011年、2012年そして2013年も価格が高い食用比率は99%以上です。当然2014年以降も同様の見込みです。日本は漁業で儲かっている国々と異なり、ニューバランス 996漁業者が競争して獲るやり方であるため、分かっていても価値の低い魚を獲らざるを得ない仕組みになってしまっていることが問題なのです。

 成長すれば価格が高くなるサバを3割も餌にするというのは、日本がサバを輸入しているような国々にとっては理解できないことです。1990年前半頃までは、ノルウェーサバもアジも、マーケットが今のように大きくなかったので、一部はフィッシュミール向けにもされていました。しかしそれは、すでに20年以上も前の話です。

 世界の水産物年間消費量に関しては、一人あたり前年比2.8%増、平均19.7kgと増加を続けています。1961年当時人口30億人の時に9.0kgだった消費量が、70億人を超えた現在で一人当たり19.7kgですので、水産物の消費量の増大が巨大であることがわかります。

 一方で、日本の水産物の消費量は、一人当たり年間で54.1kg(人口100万人以上の国で、2009年 世界第3位。2008年以前は1位)ですが、年々減少を続けており、水揚げ数量に関しては、1972年~1988年の17年間も世界第一であった面影はなく、ピーク時に1282万トンあったものが、2012年では484万トンと500万トンを切ってしまい低迷が続いています(グラフ参照)。グラフで比較するとその傾向は歴然で、誰が見ても大きな問題があることに気づくはずです。しかも、水揚げ数量だけでなく、ニューバランス 574水揚げ金額も減少を続けていますので、漁業者に取っては大変厳しく、致命的な状況と言えるでしょう。

2013年わたしの反省大賞

 2013年はみなさんにとってどんな1年でしたか?  1年を振り返ると、いろいろなことが頭によみがえってきますよね。楽しかったことはもちろん、なかには「やっちゃった」出来事もあったはず。そこでCREA WEBでは年末特別企画としてみなさんの「反省大賞」を募集しました。大賞受賞者には3000円分のクオカードを進呈。CREA WEBが選ぶ「反省大賞」は誰の手に!? 

 ? スッキリ気分で新年を迎える 2013年わたしの反省大賞

 (2013年12月 CREA WEB調べ 回答数/81名)

発表!?CREA WEB反省大賞
 受賞者:いまなかこさん

 ◆夫へ。ポットに洗浄用クエン酸を入れてそのまま忘れていました。朝コーヒーを飲んで目を白黒させていたあなた、ごめんなさい。ハンカチと私の白いパンティを間違えてあなたのポケットに入れてしまいました。ニューバランス 1400ごめんなさい。抱負:おっちょこちょいを気をつけます。

 <CREA WEBからのひと言>
 旦那さんがポケットからハンカチを取り出したのはどんなシーンだったのでしょうね。電車の中でつり革につかまってたとき、取引先との商談中、部下を叱責している途中で……。いろいろなシーンを思い描いていたら、なんだかヘンな汗がでてきそうです(笑)。もしかすると、ほかにもいろいろな“おっちょこちょい話”を聞けそう?  旦那さんのお話も聞いてみたいですね(笑)。

準大賞は……
 受賞者:きまさん

 ◆管理人さんへ。ポストの鍵、壊しちゃったのは私です。ダイヤルキーの開け方、何度やってもできなくて、思わず力ずくで……。防犯対策に力を入れてくれた、やさしい貴方。今度お菓子、差し入れしますね!  抱負:工夫する。

 <CREA WEBからのひと言>
 深夜に疲れて帰宅してポストの鍵がうまく開かないと、確かにイライラしますよね。しかし、壊してしまうとは(笑)。抱負が「工夫する」とシンプルだったのも高評価。目標はシンプルなほうがいいですからね。2014年は工夫の多い1年になりますように。賞品のクオカードで、ぜひ管理人さんに差し入れを! 

 受賞者:チャチャマルさん

 ◆主人(と自分)へ。今年こそ痩せると誓い、ランナーになるべく靴や服など美ジョガーセットをそろえてもらい、毎週夜走っていました。それでもちっとも痩せないのは、走っているその足で時々居酒屋へ向かうからです。走った汗をアルコールに代えていただけです。ゴメン。 抱負:来年こそ、汗をお酒に代えずに走りぬけ、痩せてみせます! 

 <CREA WEBからのひと言>
 ひと汗かいたあとのビールは最高においしいですからね!  そのお気持ち、すっごくわかります!!  自分ひとりで頑張れないときは、誰かを巻き込むとよいでしょう。いっそのこと、旦那さんを誘ってランニングを……。あっ、でもランニングの後、一緒に居酒屋の暖簾をくぐってしまうかも?  「美ジョガーセット」でぜひ美ジョガーをめざしてください。そして、「痩せたよ!」との素敵なご報告をお待ちしております! 

 今回の企画にご応募いただいたみなさん、たくさんのアディダス スニーカー「反省文」をありがとうございました。大賞を受賞されたいまなかこさんには3000円分、準大賞のきまさんとチャチャマルさんには1000円分のクオカードを贈らせていただきます。2013年、ダメだったことはしっかり反省して次のステップへ!  2014年もみなさまにとって、素敵な年になりますように?

世界のミュージシャンが議論続行中

 これまでリアルサウンドでも幾度となく取り上げてきた音楽聴き放題ストリーミングサービスのPandoraやSpotify。ミュージシャン間でも意見の別れるこれらの新型サービスについて、先日新たに興味深い記事が、海外カルチャーに強いブログ「KingInK」にて掲載された。原文は1980年代後期にアメリカで活躍したロックバンド「ギャラクシー500」のドラマーであり、現在はデーモン&ナオミで活躍するデーモン?クルコフスキーによるもの。そこでは、これまで明かされることのなかったミュージシャンの利益について、生々しい数字が具体的に明かされている。

 彼によると「2012年第1四半期分の印税の明細を見ると、ギャラクシー500の曲『タグボート』はこの時期にPandoraで7800回ほど再生され、これに対して3人のソングライターは合計で21セントの印税を受け取った。Spotifyでは5960回再生されて、3人のソングライター全員で1.05ドルという印税になった」という。一点補足しておくと、ニューバランス 574先日公開されたSpotify ARTISTでは「楽曲が100万回再生される毎にミュージシャンへは6000ドルから8000ドルのロイヤリティが還元される」と説明されている。双方の示す数字に乖離があるのはなぜか。詳細は不明だが、恐らく「より多く再生された楽曲ほどロイヤリティの還元率が高くなるよう設定されている」のではないかと筆者は推測する。10万回まではいくら、100万回以上はいくらといった形で還元率が設定されているため、再生回数の低い楽曲にはSpotifyが公開している額面よりも割合として小さい金額が支払われているのではないだろうか。

 デーモン?クルコフスキーは音楽聴き放題ストリーミングサービスのビジネスモデルに対しても問題提起している。「僕がレコードを作り始めたとき、ビジネスのモデルはものすごく単純だった。何かを製作し、製作費よりも高い値付けをして、その値段で売ろうとする。それに対して現在のモデルは、金銭的投機に近いものになっているようだ」と。彼はPandoraやSpotifyが音楽を商品として売るのではなく、客寄せの材料として音楽を用いユーザーのアクセスや行動を販売している。人を場に集めることでお金を儲け、音楽はその手段にすぎないと分析する。ユーザーを集めることができれば株価は上がり、資本家はその利益を手にすることができる。そこでは音楽が重要なものではなく、あくまでも情報の1形態。株式を購入させるボタンやリンクをクリックさせるための誘因でしかないのだと。テクノロジーが進化しビジネスモデルが複雑化するなか、音楽というものの価値が見失われつつあることを彼は嘆いているのだ。

 同じようなことをミュージシャンのベックも指摘している。以下、アルゼンチンの新聞「Pagina 12」のインタビューにおけるベックの発言。「多くのミュージシャンが音楽ビジネスの世界から遠ざけられている。今僕らはビジネスマンによって作られてビジネスの中で生きているんだ。もしミュージシャンにやり方を委ねてもらえたら、全然違う世界になっていたんじゃないかな」。

 一方で音楽聴き放題ストリーミングサービスに対して好意的な姿勢をみせるミュージシャンも多い。マルーン5は「Payphone」リリースの際Spotifyで音声&バナー広告を使ってマルーン 5の全曲プレイリストを集中的に宣伝したところシングルチャート1位を獲得。Spotifyを集客エンジンとして活用することで、にわかファンをコアファンに変えることに成功した。またニューバランス 996、イマジン?ドラゴンズのボーカリスト、ダン?レイノルズはSpotifyを活用することで、ライブ集客や物販の売り上げが増えたと証言している。

 以上のようにミュージシャン間でも聴き放題ストリーミングサービスへの評価は分かれている。しかし サービスがここまで広まってしまった以上、ミュージシャン各人がその波に逆らうことは難しいだろう。新たに設計されたビジネスモデルの中で、あるいはそれを活用することで、いかにマネタイズしていくか。音楽ビジネス過渡期の中でミュージシャンには新たな難題がつきつけられている。